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和歌山県北山村に、今年もじゃばらの季節がやってきた。
村の山々が色づきはじめる頃、農家さんたちは朝から畑へ向かう。いよいよ収穫がスタートする。
空気はひんやりしていて、どこからともなく、じゃばらのさわやかな香りが漂ってくる。

北山村には、「邪払(じゃばら)神社」という小さな神社がある。
じゃばらの恵みに感謝し、村の繁栄と住民の幸せ、邪気のない平和な世を願って建てられた場所。

先日、ここで「収穫感謝祭」も行われた。派手な行事ではないけれど、今年も無事、じゃばらが実ったことを感謝する大切な時間。



収穫に合わせて加工場もフル稼働。搾汁が進むにつれ、辺りはじゃばらの香りで満たされる。
この香りはじゃばらに関わる人たちにとって、まさに「一年がんばってきた証」になる。

北山村のじゃばら果汁は皮ごと搾るのが特徴。そのため、他の柑橘にはない独特な風味と“にがうま”な味わいが生まれる。料理の隠し味やお酒の割材に使うと、深みのある香りと酸味が際立つ。特におすすめは、生搾り果汁にお酒を注ぎ、削った果皮をひとつまみ浮かべる飲み方。シンプルなのに、驚くほど爽やかでクセになる一杯になる。


この時期だけの特別な体験は「新物じゃばら果汁」。
収穫直後の果実をそのまま搾った果汁は、ほんのり白く濁り、口に含むとフルーティーでキリッとした酸味が広がる。いつもの果汁よりも鮮度が高く、香りも華やか。まさに旬そのもの。一度味わうと、翌年のこの季節を待ち遠しく感じる人が多い。北山村の自然と人の手が生んだ、香りと酸味のフレッシュさを、ぜひ体験してほしい。
和歌山県の小さな山村「北山村」に、柚子でもない、スダチでもない、とんでもない、へんなみかんが1本だけありました。その名は「じゃばら」。鬼も逃げ出す酸っぱさからか、はたまた松のような不思議な香りがするからか、それは定かではありませんが「邪気を払う」、そんな意味でこう呼ばれていました。たった1本の木から、過疎化の救世主として大事に、大事に育てられ、今ではその数なんと7,000本!じゃばらは、さまざまな加工品となり、山奥の村から皆様のもとへお届けさせていただいています。