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「じゃばらってどんな果物?」
「ゆずやすだちと何が違うの?」
「最近よく聞くナリルチンって何?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなじゃばらの歴史やほかの柑橘との違いを分かりやすく解説します。
目次

じゃばらは和歌山県北山村で古くから自生していた香酸柑橘です。香酸柑橘とは、ゆず・すだち・かぼすのように香りや酸味を楽しむ柑橘のこと。
じゃばらは自然交配によって生まれたと考えられており、世界的にも珍しい柑橘として知られています。
現在では北山村を代表する特産品として栽培され、多くの加工品や食品に活用されています。

強い酸味のあとにほんのり苦味が残る独特の風味と、爽やかな香りが特徴で、一度使うとクセになる柑橘です。果汁を絞ると柑橘らしい香りが広がり、料理やドリンクの風味を引き立てます。
見た目はゴツゴツしていますが、北山村のじゃばらには種がほとんどないため果汁が多く、料理にも使いやすい柑橘です。焼き魚や鍋料理、炭酸割りなど幅広い用途で楽しまれています。
じゃばらの生産量は、主産地である北山村でも年間約110トン程度と、他の柑橘と比べて非常に限られています。
さらに、収穫時期も11月〜12月と短く、市場に出回る量が少ないことから、「幻の果実」と呼ばれることがあります。

味を一言で表すなら、「酸味・香り・ほのかな苦味のバランスが良い柑橘」です。
・味のイメージ
酸味 ★★★★★
香り ★★★★★
苦味 ★★★☆☆
甘み ★★☆☆☆
| 項目 | じゃばら | ゆず | すだち | かぼす |
| 香り | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
| 酸味 | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
| 甘み | ○ | △ | △ | △ |
| 果汁量 | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
じゃばらは糖度が約9.5%〜12.5%と、ゆずよりも高いのが特徴です。
酸味がありながらも、角のないやわらかな酸味で、まろやかな味わいが楽しめる柑橘です。そのため、ぽん酢に加工した際にも、酸味だけでなくコクのある味わいに仕上がります。
じゃばらという名前は、「邪(じゃ)を払う」という言葉が由来といわれています。
果皮をむいた瞬間に広がる力強い香りと酸味は、「鬼も逃げ出すほど」と表現されることもあり、そこから“邪を払う果実”として「じゃばら」と名付けられたと伝えられています。
北山村では古くから縁起の良い果実として親しまれ、お正月料理などにも使われてきました。

じゃばらを語るうえでよく登場するのが「ナリルチン」です。
ナリルチンは柑橘類に含まれるフラボノイドの一種で、近年注目されている成分です。
特にじゃばらの果皮部分には多く含まれていることが知られており、なんと他柑橘と比べ6倍以上の数値!
果汁だけでなく果皮まで活用した商品開発も行われています。
※食品成分に関する紹介であり、特定の効果効能を保証するものではありません。

そこで気になるのが、「皮を食べる上で農薬は大丈夫なの?」という点。ご安心ください。北山村では、皮まで食べられるよう独自の栽培方法を実施。
さらに、一般的に柑橘類は収穫直前まで農薬散布されることが多いのですが、北山村では収穫の3ヵ月前からは一切農薬を使用していません。これは柑橘類では非常に珍しいことです。
そのため、第三者機関で毎年行われている残留農薬検査でも検出されないレベルに。
北山村のじゃばらの安全性は、長年培ってきた栽培方法によって支えられています。

現在では北山村の特産品として知られるじゃばらですが、かつては村内にわずか1本しか残っていない時期もありました。
その後、村をあげた保存・栽培活動が行われ、現在では北山村を代表する産業へと成長しています。
人口の少ない小さな村から全国へ届けられるじゃばらは、まさに地域の宝ともいえる存在です。

じゃばらのおすすめの楽しみ方は、果汁の風味を活かしたシンプルな使い方です。
炭酸水で割るだけでも爽やかな一杯になり、焼き魚や鍋料理にかければ、酸味と香りが素材の旨味を引き立てます。
さらに、はちみつと合わせたり、ぽん酢やドレッシングとして使うことで、日常の料理に手軽に取り入れることができます。
・じゃばらはどこで買えますか?
→北山村公式オンラインショップで購入できます。
・じゃばらはどんな味ですか?
→酸味が強く、爽やかな香りとほのかな苦味が特徴です。
・レモンと同じですか?
→同じ柑橘類ですが、香りや風味は大きく異なります。
・生で食べられますか?
→食べられますが、一般的には果汁や加工品として利用されることが多いです。

じゃばらを初めて試すなら、
・じゃばら果汁
・じゃばらジュース
・じゃばら飴
がおすすめです。
まずは実際に味わって、北山村だけの特別な柑橘の魅力を体験してみてください。

じゃばらとは、和歌山県北山村で育まれてきた希少な香酸柑橘です。
・強い酸味と豊かな香り
・果汁が豊富
・ナリルチンを含む注目の柑橘
・北山村を支える特産品
という特徴があります。
「じゃばらって何?」と思った方は、ぜひ一度その味と香りを体験してみてください。
和歌山県の小さな山村「北山村」に、柚子でもない、スダチでもない、とんでもない、へんなみかんが1本だけありました。その名は「じゃばら」。鬼も逃げ出す酸っぱさからか、はたまた松のような不思議な香りがするからか、それは定かではありませんが「邪気を払う」、そんな意味でこう呼ばれていました。たった1本の木から、過疎化の救世主として大事に、大事に育てられ、今ではその数なんと7,000本!じゃばらは、さまざまな加工品となり、山奥の村から皆様のもとへお届けさせていただいています。