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こんばんは。じゃばら村の「西浦」です。
突然ですが皆様、限定品はお好きですか?自分はここでしか食べられない…期間限定といわれるとすぐに飛びついてしまうタイプです。秋だと月見バーガーなんかが頭によぎりますよね。
実は、じゃばらにも例年多くのご予約をいただく年に一度の収穫期にしか買えない限定品があるんです。
それが「新物じゃばら果汁」
≪新物じゃばら果汁の詳細はこちら≫
いつものじゃばら果汁と何が違うの?と気になりますよね。
今回はそんな「新物」についてご紹介させていただきます。
搾りたての新物果汁は色が少し白っぽいのが特徴なのですが、いつものじゃばら果汁との大きな違いはズバリじゃばらの鮮度です。
通常、ぽん酢やドリンク等じゃばら製品に使用している果汁は収穫時期に搾って保管したものを使用しています。
一方「新物じゃばら果汁」は搾りたての果汁をそのまま使用して製造しているので、いつもの果汁よりフルーティーな味わいに。
去年実際に飲み比べをしたのですが、新物の方がキリッとした酸味を感じました。
ここからは製造の工程をご紹介します。
❶もぎたてのじゃばら果実を投入します。
じゃばら=緑色のイメージがありますが、実は熟していくと黄色がかっていき、最終的には柚子のような黄色い果実になります。
❷果実を流水できれいに洗います。
❸皮ごとギューッと搾ります。
この工程がじゃばらの特徴的な味わいに大きく影響します。じゃばらの皮にはナリルチンという成分が豊富に含まれておりその成分を少しでも多く含ませるため皮ごと搾汁します。皮の持つ苦みも果汁に入るのですが、他の柑橘にはない唯一無二の「にがうまっ」な味わいに仕上がります。
❹搾った果汁を自動でろ過します。
❺搾りたてを計量します。
❻充填ラインにてボトリングし、お客様のもとへ
この時期の限定品は「新物じゃばら果汁」だけではございません。もちろん「じゃばらの果実」もございます。
「みかん」など柑橘王国として知られる和歌山県ですが、「じゃばらの果実」を味わったことがないという方は多いのではないでしょうか。
それもそのはず。じゃばらの国内年間収穫量はゆずの1%以下。
生産量の少なさから果実はほとんど市場に出回らない為、目にする機会も少ないのです。
せっかくのこの機会、試してみたくないですか?
自家製のマーマレードやはちみつ漬け、ぽん酢等使い方は様々ですが、個人的には生搾り果汁とお酒を合わせ、削った果皮を入れるのがおすすめ!
≪じゃばら果実の詳細はこちら≫
是非この機会にフレッシュなじゃばら本来の味わいを体験し、じゃばらのことを知っていただけると嬉しいです。
和歌山県の小さな山村「北山村」に、柚子でもない、スダチでもない、とんでもない、へんなみかんが1本だけありました。その名は「じゃばら」。鬼も逃げ出す酸っぱさからか、はたまた松のような不思議な香りがするからか、それは定かではありませんが「邪気を払う」、そんな意味でこう呼ばれていました。たった1本の木から、過疎化の救世主として大事に、大事に育てられ、今ではその数なんと7,000本!じゃばらは、さまざまな加工品となり、山奥の村から皆様のもとへお届けさせていただいています。