じゃばらの育成日記

【予約開始】一年待った、この香りと酸味。

いよいよ「じゃばら」の収穫シーズンがやってくる。前回のブログ「じゃばらってこうして育ってます。じゃばら農家の一年」でご紹介したとおり、冬から大切に育ててきたじゃばらも、秋にはついに収穫を迎え一年の集大成ともいえる瞬間。

実はこの時期だけの特別な味わいがあるのをご存知でしょうか。

この時期だけの「新物」って?

収穫したてを、そのままギュッと搾る。それが「新物じゃばら果汁」。
普段のじゃばら果汁との違いはズバリ“鮮度”。

搾りたての新物は、ほんのり白っぽく濁った見た目で、口に含むとフルーティーでキリッとした酸味が広がります。まさに、知る人ぞ知る“幻の柑橘”の旬の味わい。
この季節を楽しみに待っている人も、実はけっこう多いんです。一度飲んだ人の多くが「またあの味を」と思い出して、毎年リピートしてくれる。新物のじゃばら果汁には、そんなクセになる魅力があります。

果実はどう楽しむ?

マーマレードやはちみつ漬けは王道。手作りぽん酢で鍋をアップデートするのもアリ。でも、一番おすすめは生搾り果汁にお酒を注ぎ、削った果皮をひとつまみ。

シンプルだけど驚くほど爽やかで、ちょっと大人の一杯が完成します。

数量限定、予約開始。

一年待ったこの瞬間。新物じゃばら果汁・果実は、収穫の季節だけの数量限定です。柑橘王国和歌山県の中でも、ひときわレアな存在。

市場にもほとんど出回らないので、この機会を逃すと次に出会えるのはまた来年。
気になる人は、ぜひこのタイミングを逃さずに。

じゃばら

へんなみかんが
1本
だけありました。
その名は「じゃばら」。

和歌山県の小さな山村「北山村」に、柚子でもない、スダチでもない、とんでもない、へんなみかんが1本だけありました。その名は「じゃばら」。鬼も逃げ出す酸っぱさからか、はたまた松のような不思議な香りがするからか、それは定かではありませんが「邪気を払う」、そんな意味でこう呼ばれていました。たった1本の木から、過疎化の救世主として大事に、大事に育てられ、今ではその数なんと7,000本!じゃばらは、さまざまな加工品となり、山奥の村から皆様のもとへお届けさせていただいています。